習字イマージョン

遅くなりましたが、今年最後の授業として、「習字イマージョン」をしました

 

どうしても今年度中にイマージョンでは無くても、習字を取り上げたかったんです

 

理由は以下の通りです

①来年度から生徒さんの子供さんの習字が始まる

②地域の学校は普通の公立なのですが、私が受けていた習字と考え方が違う

③道具や片付け方が独特で、私も最初は戸惑った

 

 

②は、「上手に書く<元気よく書く」と言う教育方針らしく、細い字で綺麗に書いても褒められる事は少なく、元気いっぱいにワイルドに書くことが良いそうです

 

③は写真を見て頂けると分かるかと思いますが、硯ではなくて墨池、細筆無し(名前も太筆で書きます)

 

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初めて墨池を見たときは衝撃を受けました

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ペットボトルに使い終わった墨汁を入れて持って帰ってきます。筆は家で水洗いをします。

今回のレッスンは特別ゲストとしてはぁとinternationalの入江さんも参加されました

 

レッスンの目的は以下の通りです

・習字というものを知る

・習字の後片付けを知る

・習字をしながら日本語をたくさん使う

私への課題は、どれだけ英語を使わずに進められるかでした

 

まず、レッスンの前までに習字をする事を伝えていなかったので、驚いていました!

彼女にとって、人生初習字です

 

習字道具を見るのも触れるのも初めての中、道具の説明、習字のルール(はらい、とめなど)を一緒に勉強し、いざ習字へ

 

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実際に習字をして「背筋が伸びる」や「精神を統一する」などコメントが出ました(英語でしたが)

これは、実際にやってみないと出ないコメントですよね〜

 

片付けの方法は、生徒さんより入江さんの方が驚かれていました

 

 

レッスンを振り返って

私への課題は、とても意識していたので、殆ど日本語で進めることができました

生徒さんから、とても自然な日本語が少し出ていました(「真ん中?」「捨てる?」など)

 

今後の課題としては、

・場面場面で一度止めて、生徒さんへ日本語を促すこと

・習字に関しては、動画サイトなどを使って、デモンストレーションを見せること

・予め見本を書いておく

 

お料理会・習字と今年は2回イマージョンに挑戦しましたが、普通の授業以上に準備が大変な部分や、レッスンの軸がどこなのか、軸が一つなのか複数なのか、日本語力で成長させられる部分はどこなのか、普通のレッスンとは違うことがたくさんあります

 

そして、良い意味でも悪い意味でも、こちら側が想定している流れ通りにならない事も多いです

 

その時に、どのように舵を取るかと言う事は常に意識しないといけないなと言うことに気づくことができました

 

ずっと興味があったイマージョンが実施できたこと、協力してくれた生徒さん、お料理会の皆さん、ご指導してくださった入江さんには感謝の思いしかありません

 

来年も、できる範囲でイマージョンやその他の新しいスタイルの授業をしていきたいと思います

 

今年も、明日で終わります

 

来年はどんな一年になるのか今から楽しみです

 

良いお年を!

 

レッスンの添付資料です

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お料理会

1週間前、無事にお料理会が終わりました!

 

幼稚園の国際交流会のリーダーさんの計らいで、今回はリハーサルも1度行って、その後本番ということに

 

リハーサルまでに私が行ったことは以下の通りです

レシピの作成

材料の明確化

生徒さんへの日本語指導

 

リハーサルは私を含め7人参加でした

 

生徒さんも、参加した日本人3人もこのようなお料理会は初めての状態でのリハーサル

 

メニューは

 ピラフ

サラダ

ナスのロール

アップルパイ

 

でしたが、いろいろ気づかされる事がありました。

 

①どの工程にどれくらい時間がかかるのか

②どういう風に、指示を出せば動きやすくなるのか

③質問が出るのはどの部分か

 

という事が分かりました

 

リハーサル後のレッスンでは

 

①に対して、もう一度レシピを確認しながら、生徒さんにタイムスケジュールを確認

国際交流会の方達と話し合った、タイムスケジュールとすり合わせ

 

②に関しては、生徒さんの日本語のスイッチを入れるために、Q&A方式ですることにしました

 

Q&A方式とは、生徒さんが自ら話し始めるのではなく、私が質問を投げかけて、それに答えていくというものです

 

ですので、「〇〇さん、まず何をしますか?」と私が聞くと「まず、人参を切ります」など、生徒さんが話せる範囲で日本語が出てきます。

 

足りない情報の部分は、さらに簡単な質問で、繋いでいきます

例:「人参はどうやって切りますか?」「人参はスティックに切ります」

 

生徒さんが言いにくい表現や間違えやすい表現は予め質問をするからという事で練習しました

例:蓋という言葉が難しいようだったので

「〇〇さん、蓋はしますか?」「まだしません/はい、します」

 

最後の、多分疲れてくるであろうアップルパイ作りも私が主に質問を投げかけて進めることに

 

③は実際にリハーサルででた質問が当日も出てくる可能性が高いので、その会話を練習しました

 

 

 

そして当日

 

リハーサルに参加した人で、できるだけ早めに集まって、調理道具や食器を洗ったり、工程をホワイトボードに書いたり、参加者の名札を作ったり・・・

 

普段、育児や家事を同時進行しているからか、できる事を見つけてさっと動く

 

始まる前から、かなりの団結力でした

 

生徒さんもウズベキスタンの曲を持ってきてくれて、スピーカーのセット

 

参加者も揃ったところで、本番スタート

 

私が意識していたところは

「10:45からアップルパイスタート」と「常に生徒さんの近くにいて、大きな声で質問をする事」

でした

 

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今回の見所、にんにくを丸ごと沈めています

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リハーサルですが、完成写真!!

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にんにくは、皮を剥いて食べます

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生徒さんはアップルパイと言っていましたが、日本だとアップルケーキになりそうです

 

本番は参加者の方もたくさんいらっしゃったので、プライバシーの為、写真は撮っていませんが、リハーサルと同じような感じで出来上がりました

 

試食をしながら、自己紹介、雑談など

 

私は生徒さんから少し離れた席でしたが、きちんと彼女がみんなの輪の中に入っている事が実感できました

 

参加者の方が、簡単な英語で話しを振ったり、生徒さんが日本語で話しをしたり

 

これが今回のお料理会を通しての成果なのか、前からのものなのか分かりませんでしたが、終わってから、生徒さんが「違うメニューでもう一度、お料理会をしたい!」と言ってくれたのが、とても嬉しかったです

 

今週の月曜日に生徒さんと振り返りをしたかったのですが、予定が合わず、来週までお預けですが、何か彼女の中での変化があったと思うので今から楽しみです。

 

一つ、確かに変化したなと思う事がありました

 

いつもは英語で届く彼女のメッセージの挨拶が、ローマ字で日本語のものに!

 

この場をお借りしまして、ご指導してくださった入江さん、ご協力いただいた国際交流会のリーダー・サブリーダー、参加してくださった方、そして生徒さん

 

本当にありがとうございました

 

 

昨日のレッスン

昨日、ウズベキスタンの人のレッスンがありました

 

今回の主なアクティビティは、「レシピを完成させて、練習する」でした

 

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実際のレッスンでは

 

warm-upの段階で最初は英語で話す生徒さんなので、私の発話を意識して、英語で聞かれても日本語で返すようにして、今回はかなり良い感じで少しずつ日本語の量を増やして行きました

 

私が週末淡路島に行ってきたので

「淡路島って知っていますか?」「No...」

「淡路島は神戸の近くにあります」「(地図を見せて)ここです」

「土曜日、日曜日、家族で行きました」

この辺で「楽しかったですか?」と日本語の発話が出てきて、そのあとは「何時間かかりますか?」など

 

そのあとは生徒さんの番で週末の出来事をできるだけ日本語で教えてもらいました

 

難しい部分は英語でしたが、私が日本語で答えて、彼女がリピートという感じでした

 

そのあとは、前回日本語に直したものを元に、お料理会のレシピをチェック

 

レッスンプランを考えている時には、彼女の発話はあまり期待していなかったのですが、「ピラフのレシピです。まず」と私が言うと、彼女が「お米を洗います」と続けて言ってくれたので、急遽、1工程ずつ、一緒に発音をしながら苦手な箇所のチェックをし、簡単な表現は私のリード無しに、言ってもらったり

 

最後に苦手な単語だけピックアップして、練習

 

今回のレッスンでは「程よいストレスが、この生徒さんのプラスになっている」ことに気づかせてもらいました

 

彼女は普段は日本語を使わなくても、あまり困らない環境にいます

 

日本で生活をしているけれど、日常的に関わる日本人は大学教授(英語で講義)ぐらいです

 

全ての人に当てはまるかは分かりませんが、今回のお料理会のストレスは、教科書ベースのレッスンでは無いようなストレスがあります

 

英語が分かる人も何人かいますが、

 

「日本語が通じるのか」と言うストレスです

 

このストレスが今、彼女にはとてもプラスに働いていて、モチベーションも上がっているのが感じられます

 

以前、「普通の会話がしてみたい」と言っていた生徒さん

 

普通の会話はもう少し時間がかかるかもしれないけれど、あと1年とちょっと、サポートしていきたいと思います

 

先ほど、作成して、生徒さんに送ったQuizletです

 

ご参考までにどうぞ

https://quizlet.com/_5klnln

 

 

 

 

 

今日のレッスン

こんにちは

 

今日も引き続き、お料理会へ向けてレッスンをしました

 

今日の予定は「ウズベキスタン料理のレシピを日本語にする」でしたが、1時間半時間が取れることが分かったので、急遽イマージョンも組み込むことに

 

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今回の1番の目標は以前、入江さんにもご指摘いただいた、「順番を表す語彙」のインプットとアウトプットでした

 

順番を意識してもらうということで、料理をする時は「工程」で作った文章を私が意識して使ってインプット

 

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試食しながらバラバラにした工程の文の並べ替え

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「最初のもの」「2つ目から最後から一つ前のもの」「最後のもの」の3つに分けて

 

「最初のもの」→まず、はじめに、さいしょに

「2つ目から最後からひとつ前のもの」→それから、そして、次に

「最後のもの」→最後に

 

↑インプット

 

 

その後は、お料理会のレシピを会話をしながら日本語に

 

「ピラフはまず何をしますか?」 「まずお米を洗います」

「そして何をしますか?」「そして、cold水を入れます」

「そして冷たい水を入れますね?」

 

↑アウトプット

 

 

少しだけ時間があったので、和食の「さしすせそ」を伝えたら、喜んでくれました!

 

 

今日のレッスンの良かった点

・生徒さんがお料理に興味があるので、何かを一緒に作ると、自然な会話ができる

・以前入江さんに指摘していただいた日本語コントロールをかなり意識したので、日本語率は前回より高かったはずです

・時間配分も上手くいった

 

次回への反省点

・料理+日本語コントロールに慣れていないので、2枚しか写真を撮ることができなかった

 

 

次回は11月5日

 

内容は、「レシピの紹介ができるようになる」です!

 

 

 

 

 

 

イマージョン2

昨日、2回目のイマージョンレッスンを行いました

 

今回のレッスンプランを考えて、以下のようになりました

 

事前→材料や道具のインプット

実施→実際にスーパーに行ってインプット&アウトプット

事後→材料や道具のアウトプット

 

可能であれば、店員さんに何か聞いて欲しいと思って、会話の練習もしてから近くのスーパーに行きましたが、困ることなく全部見つけることができました

 

日本のスーパーはかなり探し易くなっているのかもしれません

 

次回、機会があれば、探すのが困難なものを予め用意しておこうと思います

 

今回の実施では私の方が多く気づかされた点もあります

 

日本にしかない商品「みょうが・レンコン・なめこ干し芋・大豆製品・麻婆豆腐の素など」は、外国人の方にはハードルが高く、いつも不思議に思っていたそうです

 

店員さんとの会話が無理でしたので、今回の実施では彼女が不思議に思っていた商品を説明したり、私のお勧めを紹介したり

 

11月のお料理教室が終わったら、時間を見つけて和食づくりもしたいなと思います

 

買い物で、教科書などから抜けているものを発見

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りんごの糖度表記!(写真が見にくくてすみません。。。)

 

他の国にあるのか分かりませんが、殆ど日本語のみの表記で、何か推測するのも困難でした

 

日本に住む外国人の方にスーパーは必須だと思いますので、イマージョンなどとは関係なく、一度一緒に行って、商品の探し方、もし商品が見つからない時はどうするか、りんごの糖度のような様々な情報、レジでのお金の払い方など経験するのも楽しいですし、信頼関係も築けると思います

 

以下はレッスンプランです

 

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次回のレッスンは10月29日です

イマージョン 

お久しぶりです!

 

夏休みからイベントが多い初秋まで生徒さんと相談して、レッスンをお休みしていました

 

昨日、はぁとInternationalの入江さんが急遽いらっしゃる事になり、ずっとやってみたかったイマージョンレッスンをする事に

 

イマージョンとは「immersion」からきていて、浸すという意味があります

 

海外にも日本語のイマージョン校というものがあり、学校内での言語が日本語だそうです

行ったことはありませんが、日本だとインターナショナルスクールに当たるのかも

 

今回は、このイマージョン「体験の中に浸して、言語を習得する」という考えをもとにレッスンをしました

 

私自身、受けたことも勿論今まで実施したこともない授業

 

これまで興味があり、何度も入江さんに相談させてもらっていましたが、一番難しいのは「そのレッスンのゴールが何なのか?」の設定でした

 

どうして難しいのか→「レッスンをやってみないと、どこがゴールなのか分からない」

 

ゴールがどこか分からないまま、レッスンプランを作成

 

まず1時間という限られた時間の中で出来るものということ

 

来月、生徒さんが幼稚園のイベントでお料理会をすること

 

上記の条件から、体験→「味噌汁作り」にしました

 

事前に生徒さんに以下のことも聞き取りました

 

・今まで味噌汁を食べたことがあるか

・作ったことがあるが

・食材でダメなものがないか

 

レッスンプランはこんな感じになりました

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プランを立てて、全体的に考えて、このレッスンのゴールは「生徒さんが幼稚園のお料理会をどんな感じにするのか分かる」というものに設定

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そして、実際のレッスンの感想は「楽しかった!」

 

実際にやってみて分かったこと

・その時の流れで、レッスンプランの内容が前後することがある(イマージョンレッスン以外でもよくありますが)

・目的の部分をもっと明確化する必要がある(理由づけも必要)

・私の日本語のコントロールをもっと意識すること(レッスンプランにある程度記述する必要あり)

 

特に、普通のレッスンと違って動きながらなので、もっと全体的な流れ、教える内容のポイント、動作などを頭に叩き込んで、それを思い出しながら、作業をし、さらに日本語をコントロールしていかなければならない事に気づけました

 

後は、今回は、入江さんが同席して下さったので、レッスンに対するフィードバックが詳しく出来ましたが、私一人の場合は「動画撮影→分析」が必要になります

 

今回のレッスンを元に、幼稚園でのお料理会で生徒さんの日本語の習得、さらには他の日本人参加者との輪が広がれば良いな〜

 

次は22日(月曜日)にレッスンをします

 

イマージョンで使った資料です

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レシピ

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出汁について




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月12日 レッスンプラン&振り返り

この日の目標は「比較」です

 

比較って日常会話でよく使うのですが、外国語となると難しかった記憶が。。。

形容詞ができて、比較ができるとかなり使用範囲が広がりますよね〜

 

最初は、甚大な被害になってしまった雨の話題

 

そしてウォームアップで、い形容詞・な形容詞

 

私のホストブラザーはとても背が高いので、その写真を使って導入

 

「〜より(形容詞)です」「〜の中で1番(形容詞)です」

 

までできれば万々歳!と思っていたのですが。。。

 

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当日の朝、少しアクシデントが!!

 

レッスンの後、生徒さんは用事があるのでいつもは1時間〜1時間半ぐらいなのですが、この日は最大で45分!

 

という事で、

 

雨の話をさっとして、ホストブラザーの写真で導入、「〜は・・・より(形容詞)です」が精一杯でした。。。

 

次回は、生徒さんのご希望もあり夏休み明けの9月から再開です